ドラマ「ハヤブサ消防団」、面白かったですよね~。
二転三転するストーリーに魅力的なキャラクターたち…。
ハヤブサ消防団のメンバーを演じたオジサマたち(+満島真之介さん)、最高でしたが、やっぱり主演の中村倫也さんが素晴らしかったです。
巻き込まれ系主人公ですが、好奇心旺盛で洞察力に優れ、穏やかだけど意志の強さが垣間見えるキャラクターで、中村倫也さんにハマってましたし、濃いキャラに囲まれても存在感がありました。
ドラマが終わって寂しい、もっと中村倫也さんを見たい!
そんな方におススメなのが映画「水曜日が消えた」。
2020年に公開されたミステリーです。
あらすじをご紹介しますと、
主人公・僕(中村倫也)は曜日ごとに違う人格が表に出てくる多重人格者。火曜日の僕は大人しく地味で、他の曜日が散らかした家を片付けたりと損な役回り。ところがある日、眠りについた火曜日が目を覚ますと、それは次の日の水曜日だった。水曜日が目覚めないことに不思議に思いながらも水曜日を満喫する火曜日。しかし、次第にその日常は恐怖へと変わっていき…。
というストーリー。
なんと7重人格の主人公、しかも互いに記憶を共有できないという、実際にいたら生きていけないんじゃないかという設定なんですが、そこがミステリーの肝になっています。
僕の身体に何が起きているのか、どういう展開になるのか先が読めなくて引きこまれました。
それに、火曜日がメインで他の曜日はあまり登場しませんし、中村倫也さんの自然な演技も相まって意外とすんなり受け入れられます。
登場シーンは多くないとはいえ、中村倫也さんの7重人格演じ分けは素晴らしかったです。
本当にこういう人がいるんじゃないかと思ってしまうほど、人格によって顔つきも雰囲気もしゃべり方も違ってドキドキしました。
中村倫也さん以外は5人しか共演者がおらず、ほんとにずっと中村倫也さんが出ている映画なので、中村倫也さんの演技を堪能したい方にはおススメの映画です。